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背徳の嗜好
第16章 全てを曝け出して…

 「ほら…ちゃんと勃ってて、言ったじゃない…」

崩れ落ちた背中が抱きかかえられ、歩子が再び私を勃ち上がらせる…

そのまま後ろから覆い被さると…耳許に甘く淫靡なトーンで
勝気な台詞が囁かれた…

 「今はまだ、あの二人みたいに、メスイキさせてあげるまでのテクニックはないけど…
貴方が一番好きなことは、妻の私が一番良く解ってるのよ…」

 「…お、俺の…す、好きなことって…」

 「フフッ…態々、聞かなくたって…
今まで何度もセックスしてるんだから…イヤでも解っちゃうわよ…」

一夜限りのワンナイトセックスとは違い、幾度となく、身体を重ね合わせ、
互いの嗜好を熟知したモノ同士にしか辿り着けない境地だろう…

 「ほら…貴方もこうやって、後ろから責められるのが、大好きなんでしょ?」

背中に胸の膨らみが押し付けられ、背後から伸びた右手が
緩々と強張りを扱き上げてイク…

 「アッ…あ、歩子…アアッ…」

歩子が言った通り、Mっ気の強い男にとって、後ろから扱かれるのは、驚くほど弱く、
私も最もフェチとする処だった…

 「…コッチの勃ってる処も、一緒に弄られたら…耐えられないかしら?」

歩子がふしだらな笑みで、次なる手を仕掛けてくる…

上着の裾から左手が忍び込み、ピンコ勃ちした乳首が
直接コリコリと悪戯に乳繰られていた…

 「アッ…そ、そんなことされたら…アアッ…」

ツボを捉えた二点責めに、私の腰が引ける…

 「…まだよ…コッチを向いて、舌を出して…」

極め付きの三の矢だった…

ソレは、私が勃ちどころに逝ってしまう歩子の必殺技である…

私を振り向かせ…唇を塞ぎ…濃厚なベロチュウで翻弄していた…

 「アッ…あ、歩子…コ、コレは…ダ、ダメだって…も、もう…」

 「ナニ?…こんなにゆっくり扱いて上げてるのに…もうイッちゃうの?」

 「…」

激しく扱き勃てる必要などない…

こうして、スロー手コキで弄び、射精してしまう旦那の情けないイキ顔が、
歩子もたまらなく好きだったのである…

 「ねぇ…勝手に出さないでね…イク時は私から目を逸らさずに、
ちゃんと私のコトを見詰めながら、『イクッ!』てイッてくれなきゃ、イカせないから…」

 「…そ、そんな…」

サディスティックな言葉責めによるダメ出しは、私の琴線に触れ、
逆に射精感がドッと一気に込み上げていた…
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