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背徳の嗜好
第16章 全てを曝け出して…
四つん這いが完全に潰れ、精液と潮で水浸しとなった床の上に、
歩子がグッタリと突っ伏している…
「フフッ…こんなオモラシしたみたいに、大量に吹き出したってことは…
お前もかなりマンゾクしたってことなのか?」
「…」
辺り一面に撒き散らされた自分の醜態を見ると…
歩子も顔を真っ赤にし、何も言い返せなかった…
淫水塗れとなり、冷たくなった身体がブルッと震え、歩子がムクリと重い腰を持ち上げる…
「ねぇ…キテ…」
恥かしさを紛らわそうと、私の手を引き、その場から逃げ去る様に玄関前を後にしていた…
そのまま一目散に夫婦の愛の巣である寝室へと直行し、ベットの上へと押し倒される…
歩子が馬乗りに覆い被さり、主導権を奪い返そうと…
貪る様なキスをしながら、抱きついていた…
「…あ、貴方…もう待てないわ…は、早く…貴方のコレを…い、挿れて欲しいの…」
逸る気持ちを抑え切れず、私のイチモツに手を伸ばし、シコシコと乱暴に扱き勃てている…
「…あ、歩子…俺も…は、早く…お前の中に…」
私も歩子と同じ気持ちだった…
歩子のオマンコに手を伸ばし、中の状態を確かめると…
ソコはグッショリと濡れ、いつでも挿入OKとなっている…
「…」
しかし…私達の想いとは裏腹に、私のモノはなかなか言うことを聞いてくれなかった…
(…オッ、オイ!どうしちまったんだよ!)
いくら勃起薬の効果があるとはいえ…流石にこの短時間では、
回復するのが難しかったのだろう…
(…そ、そんな…コレだと…)
このまま焦って挿入しても…中折れしたのでは、歩子も虚しいだけだった…
「…貴方…ざ、残念だけど…まだもう少し勃たなきゃ、出来なそうね…」
「…」
早まったことを悔やみ、私から一旦距離を取っている…
「…わ、悪い…こ、こんな筈じゃ…」
男としてコレほど惨めなことも無い…
「そんな凹まなくても大丈夫よ…まだ時間が掛かりそうなら…
硬くなるまで、貴方はソコで見てて…」
「み、見ててって…」
シュンとする私を元気づけようと…明るく振る舞い、考えてくれたのだろう…
私の為に一肌脱ぐかの様に、半裸だった歩子が上着を脱ぎ捨て、
生まれたままの姿になっている…
「私が全てを曝け出して…貴方を勃たせてあげるから…」
ニヤリと歩子が意味深に微笑みかけていた…