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女教師と男子生徒、許されざる愛の果てに~シークレットガーデン
第5章 禁域
「私は全部聞きました。あなたがあの屑に抱かれて、どのような声を上げたか、どれだけ淫らに乱れたか」
心優の顔色がはっきりと変わった。
本井は聞いていたのだ! 心優と長瀬が殆ど一日中、アパートで愛し合っていたのを。
―付き添いは必要ありませんか?
昨日、本井は学校で長瀬の母に謝罪に行くのに付き合うと言ってくれた。だから、彼は心優が今日、ここに来ることを予め知っていた。
声が、震えた。
「本井先生はずっと聞いていたのですか?」
最初は迷いもあったが、長瀬とのことはもう、後悔しないことに決めたのだ。本当に好きな男と結ばれたのだから、いよいよのときは教師を止める覚悟もできていた。
何より心優自身が誰に強制されたわけでもなく、彼と生きる―運命を共にする道を選び取ったのだ。
心優の顔色がはっきりと変わった。
本井は聞いていたのだ! 心優と長瀬が殆ど一日中、アパートで愛し合っていたのを。
―付き添いは必要ありませんか?
昨日、本井は学校で長瀬の母に謝罪に行くのに付き合うと言ってくれた。だから、彼は心優が今日、ここに来ることを予め知っていた。
声が、震えた。
「本井先生はずっと聞いていたのですか?」
最初は迷いもあったが、長瀬とのことはもう、後悔しないことに決めたのだ。本当に好きな男と結ばれたのだから、いよいよのときは教師を止める覚悟もできていた。
何より心優自身が誰に強制されたわけでもなく、彼と生きる―運命を共にする道を選び取ったのだ。