この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
女教師と男子生徒、許されざる愛の果てに~シークレットガーデン
第5章 禁域
 だが。事態はそれだけでは終わらなかった。翌々日の朝は週明けの月曜だった。その朝もいつものように定時に出勤すると、職員室には既に大勢の人だかりができ、ざわついている。いつもは静かな朝なのに、その日に限っての騒がしさは妙で、違和感を憶えた。
 心優は一年の担任団の机が集まる一角に行き、佐藤沙織に訊いた。
「沙織さん、おはようございます」
「あら、おはよう」
 沙織はいつものように愛想が良い。この様子からでは、特に自分と長瀬のことが露見したというわけではなさそうだ。とりあえず胸を撫で下ろしたものの、やはり気になる。
 心優は沙織の耳許に口を寄せた。
「何かあったんですか? やけにざわついているようですね」
 と、沙織も低声で応える。
「あの二年の問題児、長瀬大翔がついに退学処分になったのよ。あ、あなたが担任だから、満更、関係ないわけでもないわよね。でも、担任教諭なのに、長瀬君の退学を知らなかったの?」
/184ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ