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女教師と男子生徒、許されざる愛の果てに~シークレットガーデン
第2章 始まりの試練
高校卒業後、心優は祖母の許を離れ、本州に戻り、この北の地方都市の大学に入学した。奨学金を貰いながら大学を優秀な成績で卒業し、念願どおりに高校の教師となった。
「いや―、お義父(とう)さん、止めて」
心優は渾身の力をこめて青田の身体を突いた。弾みで今度は彼の身体が離れた。
と、後方で怒声が響いた。
「手前、何してやがる!」
心優と青田がほぼ弾かれたように顔を上げた。トイレの入り口に立っているのは長瀬大翔だった。
「おい、お前、どういうつもりなんだ!」
長瀬は真っすぐに歩いてくると、青田の胸倉を掴み上げた。上背のある長瀬とこの年頃にしては小柄な青田では体格差がありすぎる。
「見りゃ、判るだろうが。心優ちゃんが俺を誘ってきたから、仕方なく応じてやったのさ」
心優はあまりの言葉に激高した。
「いや―、お義父(とう)さん、止めて」
心優は渾身の力をこめて青田の身体を突いた。弾みで今度は彼の身体が離れた。
と、後方で怒声が響いた。
「手前、何してやがる!」
心優と青田がほぼ弾かれたように顔を上げた。トイレの入り口に立っているのは長瀬大翔だった。
「おい、お前、どういうつもりなんだ!」
長瀬は真っすぐに歩いてくると、青田の胸倉を掴み上げた。上背のある長瀬とこの年頃にしては小柄な青田では体格差がありすぎる。
「見りゃ、判るだろうが。心優ちゃんが俺を誘ってきたから、仕方なく応じてやったのさ」
心優はあまりの言葉に激高した。