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女教師と男子生徒、許されざる愛の果てに~シークレットガーデン
第2章 始まりの試練
「私は誘ったりなんかしてないわ」
「ホントかなあ? 俺と先生のどっちが正しいかを知ってる人間は誰もいないんだよ」
相も変わらずニヤつきながら言う青田の頬が鳴った。
「ふざけんな。先生がそんなことをするわけないだろう。どうせお前がここに連れ込んだ、違うか、青田」
青田は長瀬に打たれた右頬を押さえ、肩を竦めた。
「さあ、ね。ああ、馬鹿らしい。これから良い目が見られるっていうときにとんだ邪魔が入って、おまけに殴られちまった」
青田は急にすべてのものに興味を失ったかのように、首を振り、長瀬の側を通り抜けてトイレから出ていった。
「大丈夫か? 先生、震えてるぞ」
気遣うように声をかけられ、心優は我に返った。小刻みに身体を震わせていたのに自分でも気づいてなかった。やっとの想いで微笑むと、長瀬に礼を言う。
「ありがとう、助けてくれて」
「ホントかなあ? 俺と先生のどっちが正しいかを知ってる人間は誰もいないんだよ」
相も変わらずニヤつきながら言う青田の頬が鳴った。
「ふざけんな。先生がそんなことをするわけないだろう。どうせお前がここに連れ込んだ、違うか、青田」
青田は長瀬に打たれた右頬を押さえ、肩を竦めた。
「さあ、ね。ああ、馬鹿らしい。これから良い目が見られるっていうときにとんだ邪魔が入って、おまけに殴られちまった」
青田は急にすべてのものに興味を失ったかのように、首を振り、長瀬の側を通り抜けてトイレから出ていった。
「大丈夫か? 先生、震えてるぞ」
気遣うように声をかけられ、心優は我に返った。小刻みに身体を震わせていたのに自分でも気づいてなかった。やっとの想いで微笑むと、長瀬に礼を言う。
「ありがとう、助けてくれて」