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女教師と男子生徒、許されざる愛の果てに~シークレットガーデン
第2章 始まりの試練
確かにそれはそうだろう。長瀬とその女の子が両想いで今も続いているのならともかく、相手を傷つけないためにチョコレートを受け取っただけで恨まれては堪らない。
と、長瀬が思いもかけないことを口にした。
「ところで、俺も一つ訊いて良いか?」
「ええ、もちろんよ。私の好みは小栗旬、他に何か訊きたいことは?」
ふざけて彼を真似ると、またしても長瀬は嫌そうな顔で言った。
「小栗って、山田優のダンナだろ? この間、山田優が妊娠したとか報道されてたけど。あんな嫁さんのいるオッサンに惚れて、どうするんだよ?」
「オッサンって、小栗旬はまだ三十歳くらいでしょ。それに、俳優とか芸能人を好きになるのに、奥さんがいるとかどうか関係ないわよ、別にリアルじゃないんだから」
「俺、これでも自尊心の強い男なの。自分の前で女に他の男が好きだって話を滔々とされるのって嫌いなんだよ。それに、高校生から見りゃ、三十はもう立派なオッサンだよ」
と、長瀬が思いもかけないことを口にした。
「ところで、俺も一つ訊いて良いか?」
「ええ、もちろんよ。私の好みは小栗旬、他に何か訊きたいことは?」
ふざけて彼を真似ると、またしても長瀬は嫌そうな顔で言った。
「小栗って、山田優のダンナだろ? この間、山田優が妊娠したとか報道されてたけど。あんな嫁さんのいるオッサンに惚れて、どうするんだよ?」
「オッサンって、小栗旬はまだ三十歳くらいでしょ。それに、俳優とか芸能人を好きになるのに、奥さんがいるとかどうか関係ないわよ、別にリアルじゃないんだから」
「俺、これでも自尊心の強い男なの。自分の前で女に他の男が好きだって話を滔々とされるのって嫌いなんだよ。それに、高校生から見りゃ、三十はもう立派なオッサンだよ」