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女教師と男子生徒、許されざる愛の果てに~シークレットガーデン
第3章 もつれ合う心
―お袋の悪口は言うな。
 剣呑な眼で警告した長瀬を本井は鼻で嗤ったという。
―所詮は水商売の女だろうが。
 そのひと言で長瀬が激怒した。
―親のコネで教師になった癖に偉そうに言うな。
 本井が校長の甥であるというのは誰もが知っている。本当に縁故就職なのかどうかは判らないが、そんな噂があるのは事実だ。
 売り言葉に買い言葉で、あまつさえ教師という立場にありながら、生徒の保護者について罵倒するような感情的かつ不用意な発言は明らかに本井の方に非があった。しかし、長瀬の一撃で本井は一週間は学校を休まねばならないほどの大怪我をすることになってしまった。
 本来なら警察沙汰になることだが、長瀬の父が多額の寄付をして事を内密に収めたため、事は公にならなかった。校長にすれば甥は可愛いが、学校一番の支援者を怒らせるわけにはいかなかったのだ。そのときから、本井と長瀬は犬猿の仲なのだそうだ。
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