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女教師と男子生徒、許されざる愛の果てに~シークレットガーデン
第3章 もつれ合う心
え、と、心優は小首を傾げた。
「先生のおっぱい、でかいからさ。あんまり血相変えて走ると、揺れるのがもろ、丸見え。少しブラの種類変えた方が良いんじゃない?」
嘲笑するような声に心優の心はナイフを深々と突き立てられたようだ。凍り付く心優の耳にまた別の生徒の声が追い打ちをかけた。
「先生、バストのサイズは?」
「俺が見たところ、九十は固いね」
「Eカップ、Fカップ?」
また教室中に卑猥な冗談が飛び交い始めた。それも長瀬が放ったひと言が原因だ。
「良い加減にしなさい」
考えるよりも先に手が出てしまった。殴られた長瀬よりも殴った心優自身が茫然としていた。
長瀬が底冷えのするような眼で心優を見る。弟のように思っていた彼にこんな眼で見られる日が来るとは考えたこともなかったのに。心優の心が哀しみの氷で覆われる。
「先生のおっぱい、でかいからさ。あんまり血相変えて走ると、揺れるのがもろ、丸見え。少しブラの種類変えた方が良いんじゃない?」
嘲笑するような声に心優の心はナイフを深々と突き立てられたようだ。凍り付く心優の耳にまた別の生徒の声が追い打ちをかけた。
「先生、バストのサイズは?」
「俺が見たところ、九十は固いね」
「Eカップ、Fカップ?」
また教室中に卑猥な冗談が飛び交い始めた。それも長瀬が放ったひと言が原因だ。
「良い加減にしなさい」
考えるよりも先に手が出てしまった。殴られた長瀬よりも殴った心優自身が茫然としていた。
長瀬が底冷えのするような眼で心優を見る。弟のように思っていた彼にこんな眼で見られる日が来るとは考えたこともなかったのに。心優の心が哀しみの氷で覆われる。