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狼になる瞬間
第9章 拓馬の誕生日
ドアが開き、少しの沈黙…。
「え…美優…?」
拓馬の小さい声がしっかりと美優に聞こえた。
「じゃーん♡美優ケーキ召し上がれ♬」
沙織の元気な声と裏腹に拓馬はびっくりした様子で呆気にとられていた。
3人に見られている美優は顔を真っ赤にして、
見られている方を見ることができなかった。
「わ!ちょっと!なに!?」
慌てる声と同時に勢いよくドアが閉められた。
ふと見ると、閉められたドアの前に拓馬が一人で立っていた。
「た…拓馬…」
「美優!何やってんの!?」
拓馬がずんずんと私の方へ向かってくる。
「や…なんか…こーなっちゃった…」
「はー…もうっ!何やってんだよー!」
と呆れ半分怒り半分の拓馬がため息をつく。
「ご…ごめんね…?」
「え…美優…?」
拓馬の小さい声がしっかりと美優に聞こえた。
「じゃーん♡美優ケーキ召し上がれ♬」
沙織の元気な声と裏腹に拓馬はびっくりした様子で呆気にとられていた。
3人に見られている美優は顔を真っ赤にして、
見られている方を見ることができなかった。
「わ!ちょっと!なに!?」
慌てる声と同時に勢いよくドアが閉められた。
ふと見ると、閉められたドアの前に拓馬が一人で立っていた。
「た…拓馬…」
「美優!何やってんの!?」
拓馬がずんずんと私の方へ向かってくる。
「や…なんか…こーなっちゃった…」
「はー…もうっ!何やってんだよー!」
と呆れ半分怒り半分の拓馬がため息をつく。
「ご…ごめんね…?」