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ひと夏の恋……そして……
第6章 忘れられない夏
「真緒?」
耳朶を甘噛みしながら声をかけられると、ゾクリと身体が震えて夏樹の腕をギュっと握りしめた。
「大丈夫、まだ最後まではしないから……もう少し真緒を触っていたいだけ」
甘くささやかれる言葉に頷くと、夏樹の手がシャツの中に入り素肌をなぞりながら胸を包んで触り始めた。
ブラの上から触っていた手もブラの中に入り乳首を撫でられると身体がビクッと震えた。
「真緒は乳首が感じるんだ」
「ヤッ、耳元で喋んないでぇっ」
耳元で喋られると息がかかってゾクゾクしてたまらず声を上げた。
「耳元だけ?こっちは続けていいんだ?」
乳首をすりつぶす様に触りだした夏樹は、やめてといったのに耳元で囁いてくる。
「アアッ……どっちも……ヤッダッ」
初めて感じる感覚に怖くなり、夏樹にしがみついてイヤイヤと頭を振った。
「本当にイヤなのか?」
「だってぇ……ゾワゾワするンンンッ」
言葉にしながらもゾワゾワは消えない。