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ひと夏の恋……そして……
第1章 進みだした時間
私の心は夏樹に傾き始めていた。
5年間、余所見をすることがなかった私の心は、やっと動き出そうとしていた。

「真緒ちゃん。夏樹ちゃんと何かあった?」

真和と夏樹を見ていると、帰ったと思っていたソンちゃんが寄ってきて小さな声で聞いてきた。

「えっと……」

どう答えていいのか分からない私は苦笑するしかない。
それでも私の表情で何かを感じとったソンちゃんは、私の頭に手を添え引き寄せポンポンと撫でてくれた。

「何事にもタイミグってあるもんだよ。」

「タイミング??」

「そうだよ。何事にもタイミングが重要なんだ。特に人と人の繋がりにはタイミングが一番重要なんだよ。夏樹ちゃんが真緒ちゃんに何かを言ったのなら、それが一番良いタイミングだったんじゃないかな?真和が生まれる前だったり、生まれた後だったり、その時に気持ちを伝えられても上手くいかなかったと思う。真和も色々と分かるようになってきたし、今が一番良いタイミグなんだよ。」


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