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ひと夏の恋……そして……
第6章 忘れられない夏

「真緒のお気に入りの場所ってある?」

「お気に入りの場所?」

お互いの距離が近づき仲良くなると、自然と呼び方も変わった。

「この風景ばかり描いてるでしょ?たまには他の風景も書きたいと思ってるんだ。だけど知らない場所だから書くなら真緒のお気に入りの場所がいいかなって」

和泉の言葉になるほどと思う。
同じ絵を何枚も描いていると他の絵も描いてみたいと思うのは当然かも知れないと、頭の中でいろいろな風景を浮かべた。
その中で和泉に絶対に見てほしい景色が浮かび上がった。

「夕焼けから夜空に代わる瞬間見たことある?」

「まだ見てないけど、夏樹が言ってたやるつかな?」

「きっとそれだね。私もここに来てすぐの時に夏樹に教えてもらったの。すごくきれいで和泉にも見てほしいな」

あんな素敵な場所をどうして和泉に教えていないのかと思いながら、深くは考えなかった。
ただ私は、あの素敵な風景を和泉に見てほしくて提案した。


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