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ひと夏の恋……そして……
第7章 揺れ動く私の心
お昼休憩をもらい夏樹の様子を見に同じ敷地内にある夏樹の家に向かった。
玄関で声をかければ、夏樹のおばあちゃんが出迎えてくれた。
「ちょうどいいところに来てくれたね。悪いけどお粥持って行ってくれないかい?」
「うん。お粥持っていけばいいんだね」
いつものように2階には上がれないおばあちゃんの代わりにお粥を持って夏樹の部屋に向かい、部屋のドアを軽くノックすると返事が返ってきた。
そっと中をのぞくと起き上がろうとする夏樹が目に留まり、慌てて中に入って手を貸した。
「悪いな」
「ううん。それより体調はどう?」
「う~ん…まだ熱はあるかな?」
自分の手のひらを夏樹の額に当てると熱があるようで、体温計で測ってもらうと37.9度だった。
「お粥持ってきたけど食べられる?」
「ああ…少しぐらい食べないとな。和泉、悪いけど冷蔵庫から水持ってきてくれないか?空になってさ」
枕元にあった殻のペットボトルを振って水がないことを告げると、和泉は下に降りていった。
玄関で声をかければ、夏樹のおばあちゃんが出迎えてくれた。
「ちょうどいいところに来てくれたね。悪いけどお粥持って行ってくれないかい?」
「うん。お粥持っていけばいいんだね」
いつものように2階には上がれないおばあちゃんの代わりにお粥を持って夏樹の部屋に向かい、部屋のドアを軽くノックすると返事が返ってきた。
そっと中をのぞくと起き上がろうとする夏樹が目に留まり、慌てて中に入って手を貸した。
「悪いな」
「ううん。それより体調はどう?」
「う~ん…まだ熱はあるかな?」
自分の手のひらを夏樹の額に当てると熱があるようで、体温計で測ってもらうと37.9度だった。
「お粥持ってきたけど食べられる?」
「ああ…少しぐらい食べないとな。和泉、悪いけど冷蔵庫から水持ってきてくれないか?空になってさ」
枕元にあった殻のペットボトルを振って水がないことを告げると、和泉は下に降りていった。