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ひと夏の恋……そして……
第7章 揺れ動く私の心

寂しそうにする夏樹には申し訳ないと思いながら、和泉一人だけを働かせるわけにもいかないと午後からのバイトも頑張った。
バイトも終わり、約束通り顔をだしても起きる気配もないから帰ることにした。
民宿を手伝っている間は店の手伝いはしなくていいと言われているから何もすることはない。
とりあえずは勉強だけしてTVを見て静かな夜を過ごすことになった。
時計を見ると23時を回っていて、そろそろ寝ようとしている時に窓ガラスに何かが当たる音がした。
2階から下を覗くと和泉が立っていて、慌てて外に出た。
「どうしたの?」
「今日も散歩しようって約束してたでしょ?」
「そうだけど……」
昨日の帰り際にそんな約束をしたのは覚えている。
その後に民宿の手伝いを一緒にすることにしたから、この約束はなしだと思っていたから驚いたことを伝えると、そっと手を繋がれた。
「それとこれとは別だよ。お昼はゆっくり真緒といられないからね。これからは僕と真緒の時間だよ」
バイトも終わり、約束通り顔をだしても起きる気配もないから帰ることにした。
民宿を手伝っている間は店の手伝いはしなくていいと言われているから何もすることはない。
とりあえずは勉強だけしてTVを見て静かな夜を過ごすことになった。
時計を見ると23時を回っていて、そろそろ寝ようとしている時に窓ガラスに何かが当たる音がした。
2階から下を覗くと和泉が立っていて、慌てて外に出た。
「どうしたの?」
「今日も散歩しようって約束してたでしょ?」
「そうだけど……」
昨日の帰り際にそんな約束をしたのは覚えている。
その後に民宿の手伝いを一緒にすることにしたから、この約束はなしだと思っていたから驚いたことを伝えると、そっと手を繋がれた。
「それとこれとは別だよ。お昼はゆっくり真緒といられないからね。これからは僕と真緒の時間だよ」

