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第9章 彼と秘密の時間

「いや……まさか真緒の口からそう言ってくれるとは思ってなかったから。じゃあ、今日は違う体位でしてみよか？」

和泉の言葉の意味が分からず首を傾げると、そのまま和泉は床に寝転がり私にまたがるように指示をした。
言われたように和泉の上にまたがると、和泉のそそり立つものが邪魔で、その前に行くか後ろに行くか迷ってしまう。

「迷わなくてもいいんだよ。そのまま僕のを握って自分で入れてごらん」

和泉の言葉の意味を理解した私は、和泉のモノを持って腰を落とすけど上手く入らず、プルンと逃げていく。

「真緒には難しいかな」

そう言って手伝ってくれると、簡単に私の中に和泉のモノが入ってきた。

「上手だよ。手は僕の上に置いていいから、そのまま膝を立てて上下に動いてみて」

言われたように膝を立てて腰を上下に動かしてみると、いつもと違う深さに驚く。
それでも腰を動かし続ける私の胸はプルンプルンと激しく揺れ、次第に身体中が汗ばみ息も上がり気持ちが良いのに、この体制が辛くて動きは徐々に小さくなっていった。