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ひと夏の恋……そして……
第9章 彼と秘密の時間
「声、我慢できる?」
「我慢するから、お願い」
いつものように海辺でキスをしていると、和泉の手が身体を撫でまわし、最後にはシャツの中に忍ばせ乳首を触り始めた。
我慢していた身体は疼きだし、和泉が欲しいと和泉のモノを触り始めた。
徐々に固くなるモノは張り裂けそうになるぐらいパンパンになり、私の秘部も和泉が欲しいとトロトロになっているのが分かった。
そうなるとどちらからともなく身体を重ねることを望み、いつもの空き家に足を向けていた。
いつもは閉めない鍵を閉め、外から見えない2階に初めて上がった。
何もない部屋だけど、いつものように月だけが同じで私たちを照らし出していた。
「僕を欲しがる真緒も素敵だよ。3日間キスだけでお預けをしていた甲斐があったかな?」
懇願する私に和泉は余裕があるように、頬から胸にかけて人指し指でツーっと線を描いた。
それだけで感じてしまうのは、和泉の言うように焦らされたせい。