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ひと夏の恋……そして……
第12章 成長とやさしさ

「買い物も終わったし、真和はどこか行きたい場所ある?」

車に荷物を詰め込み真和に聞くと、真和は少し考えた後、家に戻りたいという。

「今日は真和が行きたいところに連れて行ってあげられるよ」

「ううん。おうちがいい」

頑なにおうちが良いと言い張る真和が心配になり、腰を落として同じ目線になった。

「どこか具合でも悪いの?」

「僕、元気だよ」

額に手を当てても熱はないようだし、具合が悪い感じでもない。

「早くおうちに帰ろうよ、早く!」

どうしてそんなに帰りたがるの分からないけど、とりあえず帰ることにした。
車の中ではお気に入りの戦隊ヒーローの主題歌を歌い上機嫌。
家に戻ったらホットケーキでも焼いて、クリームをたくさんのせてあげようと思っていても、真和はおやつもいらないし、ママは何もしなくていいと言って2階に上って行った。
真和が一体何を考えているのか分からず2階にあがれば、いつも寝る場所に私と真和の枕が出してあった。


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