この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ひと夏の恋……そして……
第14章 花火大会と決意
お互いが自分が悪いと頭を下げ続けていると、ヒュルルルルと花火が上がる音がして暗闇に大輪の花を広げた。

「わぁ~~おっきい!!」

大きな花火が打ちあがると、周りから一際大きな歓声が上がり、その中で真和の声も上がった。
何発も何発も花火が上がる中、佐伯さんと顔を見合わせ軽く乾杯をしてビールを口にして視線を夜空に向けた。
何発も何発も色とりどりの花を咲かせる花火を見ながら飲むビールは美味しくて、普段は飲まない私も一気に飲んでしまう。
空いた缶を下に置こうとしたとき、真和が佐伯さんの膝の上にいるのに気が付いた。
一緒に夜空を見上げる姿は本当に親子のようで、うっすらと涙が滲み、それに気が付かれないように涙をぬぐって夜空を見続けた。
ある一定の花火が上がれば協賛のアナウンスが流れ始め、その間におつまみを食べながらおしゃべりをする。


/610ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ