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ひと夏の恋……そして……
第20章 和解し懐かしむ

「じゃあ、今日は上がるよ」

「うん。今日もありがとう。また明日もお願いしま~す」

「はいよ」

今日もいつもより早めに店を閉めることができ、時間通りに真和を迎えに行けると後片付けを始めるとドアベルが店内に響いた。

「すいませ~ん。本日は終わっ――佐伯さん?!」

昨日の今日で驚く私に佐伯さんは苦笑いをしながら店の中には入ってこない。

「どうかされたんですか?

「いえ……入ってもいいですか?それとも入らない方がいいでしょうか?」

昨日の事を気にして店内に入るのを躊躇しているようだった。

「入ってもらっていいですよ。私も少し話がしたいので」

店内に招き入れると、佐伯さんはまっすぐに私の前に来て頭を下げた。

「昨日は本当に申し訳ない。夏樹さんを挑発するためだと言ってあのような事……何とお詫びを言っていいのか、本当に申し訳ない」

深々と頭を下げる佐伯さんに、私も言いたいことを言葉にした。


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