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ひと夏の恋……そして……
第20章 和解し懐かしむ

「もう、迷わないということですね」

「はい。もう迷うことはないと思います。そして、佐伯さんとふたりっきりで会うのもこれを最後にしたいと思います」

「そうですね。ふたりでいる所を見られれば変な誤解をされてしまいますからね」

佐伯さんの言う通り、こんな場面を夏樹に見られれば変な誤解を招いてしまうかもしれない。
誤解をされないようにするには、ふたりっきりで会わない方が良い。
それが最善の方法だと分かる。

「何か話がある時はソンさんがいる時間帯に。それか夏樹さんのいる時にでも足を運ばせていただきます」

「そうしてください」

「では、これからはリゾート開発の担当者としてお付き合い願えればと思います」

そう言って差し出された手を取って握手を交わす。

「こちらこそ、素敵な島にしてくださいね」

握手を交わし、全てが丸くおさまると安堵しているとタイミングが悪いことに見られてしまう。
本当にタイミングが悪いというしかない。


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