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ひと夏の恋……そして……
第3章 自由になる為に
次の日に尋ねて来てくれたのは夏樹さんではなく叔母さんだった。
「遅くなってごめんね」
私を見るなり叔母さんは謝ってくれた。
叔母さんが悪いわけでもないのに、叔母さんは泣きそうな表情を浮かべて私の手を取った。
「真緒の部屋はどこ?少し叔母さんと話そうか」
叔母さんの後ろではママが鬼ように私を睨みつけていて素直に頷けなかった。
「大丈夫よ」
私の気持ちを察してくれた叔母さんは頷いて言葉をかけてくれた。
私も叔母さんに色々と聞いて欲しい事があるし、ふたりっきりで叔母さんに甘えたかった。
「うん、こっち」
「真緒!!!!」
叔母さんを2階の私の部屋に案内しようすると、思っていた通りママの厳しい声が飛び、条件反射で足が止まり身体が震えた。
「大丈夫大丈夫。姉さん、少し真緒と話をしますから。ふたりで話をしてはまずい事でも?」
いつも温厚な叔母さんが威嚇するようにママを睨みつければ、ママは何も言い返さなかったけど悔しそうな顔をしていたのは確かだった。
叔母さんに促されるように二階に上がると叔母さんは驚いた顔をする。
「遅くなってごめんね」
私を見るなり叔母さんは謝ってくれた。
叔母さんが悪いわけでもないのに、叔母さんは泣きそうな表情を浮かべて私の手を取った。
「真緒の部屋はどこ?少し叔母さんと話そうか」
叔母さんの後ろではママが鬼ように私を睨みつけていて素直に頷けなかった。
「大丈夫よ」
私の気持ちを察してくれた叔母さんは頷いて言葉をかけてくれた。
私も叔母さんに色々と聞いて欲しい事があるし、ふたりっきりで叔母さんに甘えたかった。
「うん、こっち」
「真緒!!!!」
叔母さんを2階の私の部屋に案内しようすると、思っていた通りママの厳しい声が飛び、条件反射で足が止まり身体が震えた。
「大丈夫大丈夫。姉さん、少し真緒と話をしますから。ふたりで話をしてはまずい事でも?」
いつも温厚な叔母さんが威嚇するようにママを睨みつければ、ママは何も言い返さなかったけど悔しそうな顔をしていたのは確かだった。
叔母さんに促されるように二階に上がると叔母さんは驚いた顔をする。