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ひと夏の恋……そして……
第23章 友情と愛情と絆
次の日、島に帰る前に和泉に会いに行く事にした。
昨日、病室でどんな話をしたのかを夏樹に話、和泉からは会うのはよそうと言われ頷いた事を話した。
それを聞いた夏樹は少し考えた末、これからも和泉と友人としてつきあって行きたいと心内を話してくれた。

「2度も自分の意思を曲げて島の事を守ってくれたんだ。このまま関係が終われば和泉は二度と島に足を踏み入れない。全てを犠牲にしてまで守った島から追い出すことになるんだ。それだけはやっちゃいけないんだ」

力強く言い放つ夏樹に、私も同じ気持ちだった。
5年前、和泉は私の前から何も言わずに姿を消した。
それは、あの島を守る為だった。
和泉を連れ戻すために島や私たちを引き合いにだし、私たちを守る為に全てを諦めて戻ったのだと聞かされた。
それを聞いた時、和泉の愛情の深さを感じた。
それは夏樹も同じで、だから5年前の事は全て水に流して元に戻りたいと話してくれた。
夏樹が良いというのなら私が駄目だという資格はない。


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