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ひと夏の恋……そして……
第3章 自由になる為に

「真緒!!Bランチできあがったよ」

オープンキッチン内から叔母さんが声を張り上げて私を呼ぶ。
慌てて戻ると、コツンとゲンコツが頭に落ちてくる。

「ちゃんと働かないとバイト代下げるわよ」

「え~それやめて!!死活問題なんだから」

「だったら、きちんと働く!!働かざる者食うべからず!!」

何かにつけてバイト代下げるとか言って私を脅してくるけど、一度も下げられたことはない。
いつも私を見守ってくれている心優しい叔母さん。

「真緒。また怒られてたな」

Bランチを運んで戻ってくると、カウンターに座っている夏樹が声をかけてきた。
いつの頃からか、さん付けがなくなりお互いに呼び捨てになっていた。

「私が悪いわけじゃないもん。あれもれっきとした接客だよね」

叔母さんを睨みつけながら夏樹を私の味方に引きずりこむ。

「だな。真緒はこの店の看板娘だからな。声かけられたら無視できないな」

夏樹は私に甘い。
子ども扱いされるのは癪に障るけど、いつも私の味方でいてくれるから大好き!



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