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官能ショートショート『指と指の間』
第1章  
「静香が自分でするの、見てみたいんだ、いいだろう? 静香は一人でしないの?」
「そんなこと……」
「するの? しないの?」
少しの沈黙のあと、彼女はつぶやいた。
「する……わ……」
「そう……別にはずかしことじゃないよ……今となっては……してるとこ俺に見せて……」
「いや……」
「俺には見せて……静香の全部が見たいんだ……いいだろ?」
彼女は返事をなかったが、俺に添えられた手が少しずつ動き出した。
中指だった。
彼女の細くて長い中指だけが動いていた。
中指が何度も折り曲げられた。
俺は彼女の後ろから離れた。
彼女の前に寝そべった。
彼女の“M字”に開かれた脚の間に顔を寄せて。
彼女は後ろに片手をついて上体を支えた。
俺に見られながら指を動かし続けいる。
彼女の中指しか彼女の突起に触れていない。
手首は、ヘアのところに置いて、手の平、他の指は彼女のどこにも触れることなく、宙に浮いていた。
彼女はそうゆう“やり方”だった。
細長い中指の指先だけが、何度も折り曲げられ、他の指とも触れることなく、濡れた突起を擦り続けている。
「あんっ、いやだ……すごいびちょびちょ……」
時折彼女は中指で亀裂の中央から粘液を補給しながら突起を擦る。
俺は彼女の中指に口を近づけた。
舌を出した。
中指を上から舐めた。
動いている指を、指先から根元まで何度も舐め上げた。
「あんっ、すごい……いやらしい……」
俺は顔を横にすると、唇で中指を挟み、根元まで移動しながら、ちろちろと舐めた。
指の付け根に来ると、指の指の間に舌を差し込み、動かす。
彼女の指の股が唾液でぬるぬるになる。
「あん、いやらしい……すごい、いやらしいわ……」
彼女には今まで感じたことのない刺激のだった。
――自分でしている指を、舐められる――
俺もそれは彼女にどんな刺激をもたらすのか想像つかない。
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