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サディスティック・マリッジ
第5章 度を超えたセクハラ
公園のずっと奥のひと気のない暗い植え込みの方で、携帯の着信音が鳴り響いている。
琉が近付いて見れば、見覚えのある携帯が投げ捨てられていた。
携帯の画面は、琉からの着信を知らせている。
「─────っ…愛里咲‼︎ 」
それが愛里咲の携帯である事に気付き、琉は大きな声でその持ち主の名を呼んだ。
「愛里咲っ‼︎ 」
─────ガサッ
近くの植え込みから、見覚えのある男が2人飛び出してきた。
(塚本部長と白取さん⁈ )
愛里咲を呼ぶ声に驚いた塚本と白取は、その声が琉のものである事にも、自分達の姿を琉が見ていた事にも気付かず慌てて立ち去った。
琉が近付いて見れば、見覚えのある携帯が投げ捨てられていた。
携帯の画面は、琉からの着信を知らせている。
「─────っ…愛里咲‼︎ 」
それが愛里咲の携帯である事に気付き、琉は大きな声でその持ち主の名を呼んだ。
「愛里咲っ‼︎ 」
─────ガサッ
近くの植え込みから、見覚えのある男が2人飛び出してきた。
(塚本部長と白取さん⁈ )
愛里咲を呼ぶ声に驚いた塚本と白取は、その声が琉のものである事にも、自分達の姿を琉が見ていた事にも気付かず慌てて立ち去った。