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サディスティック・マリッジ
第5章 度を超えたセクハラ
「ホントに手の掛かるオモチャだな! 俺以外の男にこんな簡単にさせやがって」

言いながら、琉は絡みつく愛里咲の内壁を激しく揺さぶった。

後ろから挿入され、最奥を突き上げられ、愛里咲はガクガクと快感に打ちひしがれた。

「ああっ、琉ちゃんがっ遅いからっ、……ああっンッ、早くっ助けに来ないからッ!」

応えるように腰を動かしながら、愛里咲は泣き叫ぶ。

「俺のせいかよ?いい度胸だなッ」

口の端を意地悪く持ち上げた琉は、愛里咲の腰を揺らし激しく打ち付けた。


「あぁぁぁッ、琉ちゃッ、イクぅッ」

愛里咲の身体が反り返った。

「塚本部長と白取さんに散々犯されたのに、愛里咲はホント淫乱だな」

瞬間、公園での、痛みしか感じなかった陵辱が愛里咲の脳裏に蘇り愛里咲の目から涙が零れ落ちる。

「ああっ、あんなのッ、はぁっ、全然っ、気持ち良くなかった‼︎ 」

その記憶を振り払うかのように、愛里咲は琉へと腰を寄せて求めた。


「じゃあ今は気持ちいいのかよ?」

引き抜くのかという程に腰を引く琉を愛里咲は慌てて振り返った。

「気持ちいいっ、やめないでっ‼︎ 」

愛里咲が答えれば、琉はまた奥までグッとその熱を突き刺した。

「ああっ」

「俺とすんのは気持ちいいんだ?」

愛里咲の喘ぎに口端を意地悪く上げると、琉はまたすっと腰を引いていく。

「んっ、琉ちゃんとするのっ、気持ちいいっ‼︎ 」

ねだるような視線を琉に向け、自らの腰を突き出す愛里咲。琉は満足げに笑った。

「はっ……レイプされた後とは思えねぇな」

グッとまた琉の熱が愛里咲の奥まで押し寄せる。

「ああっ、熱いっ、気持ちいいっ」

そう言ってよがる愛里咲を、琉は後ろからキツく抱き締めた。

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