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サディスティック・マリッジ
第1章 元彼との再会
「あー、終わったぁ‼︎ 」
時刻は23時53分、もうじき日付が変わる。
(流石に今から行く気にはなれないなぁ……)
二次会の場所もわからないし、愛里咲は、新歓会への出席は諦めた。
(早く帰って寝よ……)
愛里咲は大きく伸びをした。
「お疲れ」
誰もいないと思っていたオフィスで、突然掛けられた声。
驚いて振り返ると、愛里咲のすぐ後ろに琉が立っていた。
「え……あ、お疲れ……」
呆然とする愛里咲の机に、琉がドサッとコンビニ袋を置く。
「飯、食ってねぇんだろ?」
「あ、うん……ありがとう」
愛里咲は、恐る恐る中を見る。
「あ、メロンパンだ」
袋の中には、愛里咲の好きなメロンパンとカフェオレが入っている。
「お前、高校時代の昼飯、メロンパンばっか食ってたよな」
「え? あれ? 私の事覚えてたんだ」
愛里咲の言葉に、琉が意地悪く笑った。
時刻は23時53分、もうじき日付が変わる。
(流石に今から行く気にはなれないなぁ……)
二次会の場所もわからないし、愛里咲は、新歓会への出席は諦めた。
(早く帰って寝よ……)
愛里咲は大きく伸びをした。
「お疲れ」
誰もいないと思っていたオフィスで、突然掛けられた声。
驚いて振り返ると、愛里咲のすぐ後ろに琉が立っていた。
「え……あ、お疲れ……」
呆然とする愛里咲の机に、琉がドサッとコンビニ袋を置く。
「飯、食ってねぇんだろ?」
「あ、うん……ありがとう」
愛里咲は、恐る恐る中を見る。
「あ、メロンパンだ」
袋の中には、愛里咲の好きなメロンパンとカフェオレが入っている。
「お前、高校時代の昼飯、メロンパンばっか食ってたよな」
「え? あれ? 私の事覚えてたんだ」
愛里咲の言葉に、琉が意地悪く笑った。