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サディスティック・マリッジ
第6章 社内イジメ
走り出そうとした愛里咲の腕を琉が掴み、愛里咲の身体を力いっぱいに引き寄せた。
「離して!」
琉の腕から逃れようと暴れる愛里咲の腕を捻りあげ、その身体を机の上に押し倒す。
「いやっ‼︎ 」
睨むように琉を見上げる愛里咲。その唇を琉は唇で塞いだ。
「ッ…んンッ‼︎ 」
それでもまだおとなしくならない愛里咲は、その身を捩じり、首を振って逃れようともがいた。
唇を固く閉じ、琉の侵入を拒む愛里咲。
いつもならそれすら愉しむ琉だが、今はそれが無性に腹立たしく感じた。
愛里咲の腕を押さえる手を片方外し、昨晩何度も歯を立てた胸へとその手を滑らせる。
ギュッ
「痛…───っ‼︎ 」
まだ痛みの残るそこを摘ままれ、愛里咲は思わず口を開いた。
スルリと滑り込む琉の熱い舌が、愛里咲の口腔内に熱を灯す。
抵抗も忘れ、うっとりとその身を預ける愛里咲。
その頬を伝わる涙を、琉の指が優しく掬い上げた。
「っ……はぁっはぁっ、バカッ! 琉ちゃんのバカ‼︎ 」
琉の唇が離れれば、我に返った愛里咲が琉に向けて手を振り上げる。
─────…⁉︎
いきなり、愛里咲は琉にキツく抱き締められた。
「……琉ちゃん?」
「離さねぇから! どんなに嫌われても…絶対離さねぇ……どこにも逃がさない‼︎ 」
驚いて見上げた琉の顔は、切なげに歪んでいた。
苦しげに寄せられた眉…縋るような瞳……
(何で…そんな顔……私はただのオモチャなんじゃなかったの?)
初めて見る琉の泣きそうな顔に、愛里咲は動く事が出来ずにいた。
「離して!」
琉の腕から逃れようと暴れる愛里咲の腕を捻りあげ、その身体を机の上に押し倒す。
「いやっ‼︎ 」
睨むように琉を見上げる愛里咲。その唇を琉は唇で塞いだ。
「ッ…んンッ‼︎ 」
それでもまだおとなしくならない愛里咲は、その身を捩じり、首を振って逃れようともがいた。
唇を固く閉じ、琉の侵入を拒む愛里咲。
いつもならそれすら愉しむ琉だが、今はそれが無性に腹立たしく感じた。
愛里咲の腕を押さえる手を片方外し、昨晩何度も歯を立てた胸へとその手を滑らせる。
ギュッ
「痛…───っ‼︎ 」
まだ痛みの残るそこを摘ままれ、愛里咲は思わず口を開いた。
スルリと滑り込む琉の熱い舌が、愛里咲の口腔内に熱を灯す。
抵抗も忘れ、うっとりとその身を預ける愛里咲。
その頬を伝わる涙を、琉の指が優しく掬い上げた。
「っ……はぁっはぁっ、バカッ! 琉ちゃんのバカ‼︎ 」
琉の唇が離れれば、我に返った愛里咲が琉に向けて手を振り上げる。
─────…⁉︎
いきなり、愛里咲は琉にキツく抱き締められた。
「……琉ちゃん?」
「離さねぇから! どんなに嫌われても…絶対離さねぇ……どこにも逃がさない‼︎ 」
驚いて見上げた琉の顔は、切なげに歪んでいた。
苦しげに寄せられた眉…縋るような瞳……
(何で…そんな顔……私はただのオモチャなんじゃなかったの?)
初めて見る琉の泣きそうな顔に、愛里咲は動く事が出来ずにいた。