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サディスティック・マリッジ
第6章 社内イジメ
「初めまして。○△商事の里中と言います」
「同じく、高橋です」
商談相手はこちらの会社と並ぶ大手だ。その営業マンは琉よりも年上に見える。
里中の方は話し方が上手いから、簡単に乗せられそうになる。かなりやり手の営業マンのようだ。
「失礼します」
愛里咲がお茶を運んでくる。
「ありがとうございます…って…愛里咲⁈ 」
里中の言葉に、琉と愛里咲は同時に顔を上げた。
「里中さん⁈ お久しぶりです」
嬉しそうな愛里咲の顔に琉は湧き上がる怒りを抑えきれず、愛里咲と里中を睨み付けていた。
商談終了後、里中に言われるがままに連絡先を交換する愛里咲。
「愛里咲…何か辛い事あった?」
里中の指が、泣き腫らした愛里咲の目に触れる。
「そっ…そんな事ないですっ。大丈夫!」
愛里咲は真っ赤な顔をして頭を横に振る。
(何なんだよッ⁉︎ )
タイミング悪く、琉がその光景を目撃していた。
「同じく、高橋です」
商談相手はこちらの会社と並ぶ大手だ。その営業マンは琉よりも年上に見える。
里中の方は話し方が上手いから、簡単に乗せられそうになる。かなりやり手の営業マンのようだ。
「失礼します」
愛里咲がお茶を運んでくる。
「ありがとうございます…って…愛里咲⁈ 」
里中の言葉に、琉と愛里咲は同時に顔を上げた。
「里中さん⁈ お久しぶりです」
嬉しそうな愛里咲の顔に琉は湧き上がる怒りを抑えきれず、愛里咲と里中を睨み付けていた。
商談終了後、里中に言われるがままに連絡先を交換する愛里咲。
「愛里咲…何か辛い事あった?」
里中の指が、泣き腫らした愛里咲の目に触れる。
「そっ…そんな事ないですっ。大丈夫!」
愛里咲は真っ赤な顔をして頭を横に振る。
(何なんだよッ⁉︎ )
タイミング悪く、琉がその光景を目撃していた。