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サディスティック・マリッジ
第8章 最強の独占欲
「さてそろそろ出掛けるかな」
そう言うとスーツに着替え始める琉。
「あ、私も……」
着替えのない愛里咲は、早くに出て一度帰宅しなければならない。
愛里咲は慌てて立ち上がった。
「愛里咲はこっち」
立ち上がった愛里咲の腕を引き、琉は寝室のドアを開けた。
─────ガチャ
(…………え?)
固まる愛里咲の前には、悪魔の微笑みをした琉。
愛里咲の手は、ベット柵に手錠で括り付けられていた。
「え⁈ 何で⁈ 」
困惑し、半泣きになって琉を見つめる愛里咲。
「ちょッ…琉ちゃん⁈ 会社は⁈ 私だって支度しなきゃ‼︎ 」
ガチャガチャと手錠を動かすけれど、外れる様子もない。
「愛里咲は行く必要ない」
琉はいつもの意地悪な笑顔のまま、困惑する愛里咲をベッドに押し倒した。
「やっ…んンッ」
ツーっと琉の唇が愛里咲の足首から太腿へと上っていく。
チュッ
足の付け根に押し当てられた琉の唇から、大きな音が立った。
「あ…っ…‼︎ 」
強く吸われる心地よい痛みに、愛里咲は身体をヒクつかせた。
「いってきます」
うっとりと身体を横たわらせた愛里咲を、琉が満足げに見下ろし踵を返す。
「うそ…待って……」
気だるい身体をゆっくりと起こす愛里咲。
だが、振り返る事なく琉の足音は遠ざかっていった。
そう言うとスーツに着替え始める琉。
「あ、私も……」
着替えのない愛里咲は、早くに出て一度帰宅しなければならない。
愛里咲は慌てて立ち上がった。
「愛里咲はこっち」
立ち上がった愛里咲の腕を引き、琉は寝室のドアを開けた。
─────ガチャ
(…………え?)
固まる愛里咲の前には、悪魔の微笑みをした琉。
愛里咲の手は、ベット柵に手錠で括り付けられていた。
「え⁈ 何で⁈ 」
困惑し、半泣きになって琉を見つめる愛里咲。
「ちょッ…琉ちゃん⁈ 会社は⁈ 私だって支度しなきゃ‼︎ 」
ガチャガチャと手錠を動かすけれど、外れる様子もない。
「愛里咲は行く必要ない」
琉はいつもの意地悪な笑顔のまま、困惑する愛里咲をベッドに押し倒した。
「やっ…んンッ」
ツーっと琉の唇が愛里咲の足首から太腿へと上っていく。
チュッ
足の付け根に押し当てられた琉の唇から、大きな音が立った。
「あ…っ…‼︎ 」
強く吸われる心地よい痛みに、愛里咲は身体をヒクつかせた。
「いってきます」
うっとりと身体を横たわらせた愛里咲を、琉が満足げに見下ろし踵を返す。
「うそ…待って……」
気だるい身体をゆっくりと起こす愛里咲。
だが、振り返る事なく琉の足音は遠ざかっていった。