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サディスティック・マリッジ
第8章 最強の独占欲
「ん……琉ちゃん…?」
まだ眠そうな愛里咲の瞳が、琉を捉える。
「……まだ昼間だよね? 会社は?」
窓から差し込む夏の日差しは全盛期で、今が昼頃ではないかと愛里咲に教えてくれる。
愛里咲は、自由に動く左手でやりにくそうに目を擦る。
「俺は早退、お前は欠勤」
「……行かなきゃ」
愛里咲は起き上がろうとするが、覆い被さる琉にベッドに押し倒されていた。
「……部長たちがお前にした事、上層部に全部バラして来た」
キッパリとした口調で琉が言った。
「全部⁈ 全部って⁈ 」
レイプされただなんて会社の人たちには知られたくない。
愛里咲は焦り、左手で琉の襟元を握り締めていた。
まだ眠そうな愛里咲の瞳が、琉を捉える。
「……まだ昼間だよね? 会社は?」
窓から差し込む夏の日差しは全盛期で、今が昼頃ではないかと愛里咲に教えてくれる。
愛里咲は、自由に動く左手でやりにくそうに目を擦る。
「俺は早退、お前は欠勤」
「……行かなきゃ」
愛里咲は起き上がろうとするが、覆い被さる琉にベッドに押し倒されていた。
「……部長たちがお前にした事、上層部に全部バラして来た」
キッパリとした口調で琉が言った。
「全部⁈ 全部って⁈ 」
レイプされただなんて会社の人たちには知られたくない。
愛里咲は焦り、左手で琉の襟元を握り締めていた。