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サディスティック・マリッジ
第9章 内緒の結婚生活
キスだけで絶頂の悦びを得、座り込む津川。
「約束ですから、黙っててくださいね」
うっとりと琉を見上げる津川に、琉は妖艶な笑みを浮かべて言った。
コクコクと真っ赤な顔を縦に振る津川を見届け、琉は愛里咲を連れて給湯室を出て行く。
そのまま琉は、愛里咲を資料室へと連れ込んだ。
「妬けた?」
愛里咲の泣き顔を楽しそうに覗き込む琉。
「……別に」
愛里咲は、唇を噛み締め顔を逸らす。
「じゃあ何で泣いてんの?」
愛里咲の顎を掴まえ、琉は愛里咲の泣き顔を満足気に見つめる。
「……ッ」
悔しくて、悲しくて、愛里咲の瞳からは更に涙が溢れ出した。
「……堪んね」
琉の唇が愛里咲の涙を掬い、そのまま愛里咲の唇と重ねられる。
「津川さんとした後で、嫌だッ」
愛里咲は顔を振って抵抗を示した。
「口直し」
そう言って、琉はまた愛里咲の唇を塞いだ。
「約束ですから、黙っててくださいね」
うっとりと琉を見上げる津川に、琉は妖艶な笑みを浮かべて言った。
コクコクと真っ赤な顔を縦に振る津川を見届け、琉は愛里咲を連れて給湯室を出て行く。
そのまま琉は、愛里咲を資料室へと連れ込んだ。
「妬けた?」
愛里咲の泣き顔を楽しそうに覗き込む琉。
「……別に」
愛里咲は、唇を噛み締め顔を逸らす。
「じゃあ何で泣いてんの?」
愛里咲の顎を掴まえ、琉は愛里咲の泣き顔を満足気に見つめる。
「……ッ」
悔しくて、悲しくて、愛里咲の瞳からは更に涙が溢れ出した。
「……堪んね」
琉の唇が愛里咲の涙を掬い、そのまま愛里咲の唇と重ねられる。
「津川さんとした後で、嫌だッ」
愛里咲は顔を振って抵抗を示した。
「口直し」
そう言って、琉はまた愛里咲の唇を塞いだ。