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サディスティック・マリッジ
第9章 内緒の結婚生活
「…キスも…他の人とはしないで」
離された琉の唇を目で追いながら、愛里咲が言う。
「やだね」
お決まりの言葉に、愛里咲は顔を歪めまた涙を零した。
「……何でぇ?」
「愛里咲を思い切り泣かせる手っ取り早くて簡単な方法だから」
「……最低っ‼︎ 」
愛里咲は意地悪く笑う琉を睨みつけた。
ふいっと顔を背けた愛里咲の耳に、琉が唇で挟むように噛み付く。
「……その代わりセックスはしない」
「ホント?」
琉の言葉に、愛里咲は嬉しそうに顔を上げた。
「セックスは俺も欲情しなきゃ成り立たないだろ。あのおばさんには欲情しない」
一度歓喜した愛里咲はまた泣き顔に戻る。
「じゃあ…津川さん以外には……?」
「欲情したらセックスするかも」
いちいち虐めたくなる愛里咲の反応に、琉はまた意地悪く笑った。
離された琉の唇を目で追いながら、愛里咲が言う。
「やだね」
お決まりの言葉に、愛里咲は顔を歪めまた涙を零した。
「……何でぇ?」
「愛里咲を思い切り泣かせる手っ取り早くて簡単な方法だから」
「……最低っ‼︎ 」
愛里咲は意地悪く笑う琉を睨みつけた。
ふいっと顔を背けた愛里咲の耳に、琉が唇で挟むように噛み付く。
「……その代わりセックスはしない」
「ホント?」
琉の言葉に、愛里咲は嬉しそうに顔を上げた。
「セックスは俺も欲情しなきゃ成り立たないだろ。あのおばさんには欲情しない」
一度歓喜した愛里咲はまた泣き顔に戻る。
「じゃあ…津川さん以外には……?」
「欲情したらセックスするかも」
いちいち虐めたくなる愛里咲の反応に、琉はまた意地悪く笑った。