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サディスティック・マリッジ
第10章 お局様ご乱心
「琉くぅん、ここ、わっかんないんだけどぉ〜」
津川の後ろを通りかかった琉に、上目遣いでパソコンを指差す津川。
ブラウスのボタンは3つ目まで開いており、谷間は勿論のことブラジャーまで見えていた。
「津川さんがわかんない事を俺が知ってる訳ないじゃないですか」
にこやかにスルーした琉。
愛里咲はホッと胸を撫で下ろした。
その後も、津川の琉へのアピールはすごくて愛里咲は次第にモヤモヤとし始めていた。
昼休みを告げるベルが鳴る。
「琉くぅん、今日は私が奢っちゃうゾ♡」
津川はいそいそと琉の元へと行き、その腕に自らの腕を絡ませた。
「何食べたい? 洋食? 和食? イタリアン? それとも、わ・た・し?」
オフィス内の人間が津川に釘付けになり固まる。
「今日は佐藤さんと社食行くんで」
ハッと我に返った琉が津川の手を振りほどく。
「じゃあ私も社食行くぅ♡」
振りほどかれた手を、めげもせずに琉に伸ばし、嬉しそうに琉の指に自らの指を絡める。
必死にその指を解こうとする琉と、今だ固まる佐藤の腕を引き、津川は意気揚々と社員食堂へと向かった。
津川の後ろを通りかかった琉に、上目遣いでパソコンを指差す津川。
ブラウスのボタンは3つ目まで開いており、谷間は勿論のことブラジャーまで見えていた。
「津川さんがわかんない事を俺が知ってる訳ないじゃないですか」
にこやかにスルーした琉。
愛里咲はホッと胸を撫で下ろした。
その後も、津川の琉へのアピールはすごくて愛里咲は次第にモヤモヤとし始めていた。
昼休みを告げるベルが鳴る。
「琉くぅん、今日は私が奢っちゃうゾ♡」
津川はいそいそと琉の元へと行き、その腕に自らの腕を絡ませた。
「何食べたい? 洋食? 和食? イタリアン? それとも、わ・た・し?」
オフィス内の人間が津川に釘付けになり固まる。
「今日は佐藤さんと社食行くんで」
ハッと我に返った琉が津川の手を振りほどく。
「じゃあ私も社食行くぅ♡」
振りほどかれた手を、めげもせずに琉に伸ばし、嬉しそうに琉の指に自らの指を絡める。
必死にその指を解こうとする琉と、今だ固まる佐藤の腕を引き、津川は意気揚々と社員食堂へと向かった。