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サディスティック・マリッジ
第10章 お局様ご乱心
資料室のテーブルに、ドサドサと資料を降ろす琉。
「ありがとう。後はやるから……」
愛里咲は恐る恐る資料に手を伸ばす。
ダンッ
勢いよく壁に押し付けられた愛里咲。
「何、名前呼ばれて喜んでんの?」
明らかな不機嫌オーラと声を発する琉に、愛里咲は怖くて顔が上げられなかった。
「べ…別に喜んでなんて……んっ‼︎ 」
琉が突然、愛里咲の唇を塞いだ。
「オモチャのくせに口答えするな」
ようやく顔を上げ、琉の方を見た愛里咲に琉は冷たく言い放った。
「じ…自分だって! 津川さんにハートマーク満載で琉くぅんとか呼ばれて喜んでんじゃん⁈」
愛里咲の言葉に、琉は苦笑する。
「お前バカなの? あれを喜んでるように見えるか?」
言い返せない……。
愛里咲は、明らかに嫌そうだった琉の態度を思い出す。
「どうすんの? このまま津川さんが暴走してくの、痛過ぎて見てられない」
俯き、唇を噛み締めた愛里咲。
「お前が見てなきゃ意味ないだろ」
琉は愛里咲の顎を掴まえ、噛み締められた唇に舌を這わせる。
驚いた愛里咲が解放した唇から、琉はそっとその口腔内へと舌を侵入させた。
「ありがとう。後はやるから……」
愛里咲は恐る恐る資料に手を伸ばす。
ダンッ
勢いよく壁に押し付けられた愛里咲。
「何、名前呼ばれて喜んでんの?」
明らかな不機嫌オーラと声を発する琉に、愛里咲は怖くて顔が上げられなかった。
「べ…別に喜んでなんて……んっ‼︎ 」
琉が突然、愛里咲の唇を塞いだ。
「オモチャのくせに口答えするな」
ようやく顔を上げ、琉の方を見た愛里咲に琉は冷たく言い放った。
「じ…自分だって! 津川さんにハートマーク満載で琉くぅんとか呼ばれて喜んでんじゃん⁈」
愛里咲の言葉に、琉は苦笑する。
「お前バカなの? あれを喜んでるように見えるか?」
言い返せない……。
愛里咲は、明らかに嫌そうだった琉の態度を思い出す。
「どうすんの? このまま津川さんが暴走してくの、痛過ぎて見てられない」
俯き、唇を噛み締めた愛里咲。
「お前が見てなきゃ意味ないだろ」
琉は愛里咲の顎を掴まえ、噛み締められた唇に舌を這わせる。
驚いた愛里咲が解放した唇から、琉はそっとその口腔内へと舌を侵入させた。