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サディスティック・マリッジ
第10章 お局様ご乱心
(あの後、先輩たちと飲みに行ったのかな……)
カタン
ボーッとしていた愛里咲は、物音に驚いて顔を上げた。
不機嫌な顔をした琉が、愛里咲の横に座り、溜まった仕事を片付けている。
「え? 手伝ってくれるの?」
愛里咲も慌てて手を動かす。
「すっげえイライラしてんだよ! 早く帰ってお前虐めないと気が収まらねぇ‼︎ 」
琉は津川の席を睨みつける。
(あぁ、津川さんの事でイラついてるんだ。……自分で蒔いた種なのに…)
「それってただの八つ当たり……」
思わず呟く愛里咲。
「うるせぇ、オモチャが言い返すな!」
琉は今度は愛里咲を睨んだ。
カタン
ボーッとしていた愛里咲は、物音に驚いて顔を上げた。
不機嫌な顔をした琉が、愛里咲の横に座り、溜まった仕事を片付けている。
「え? 手伝ってくれるの?」
愛里咲も慌てて手を動かす。
「すっげえイライラしてんだよ! 早く帰ってお前虐めないと気が収まらねぇ‼︎ 」
琉は津川の席を睨みつける。
(あぁ、津川さんの事でイラついてるんだ。……自分で蒔いた種なのに…)
「それってただの八つ当たり……」
思わず呟く愛里咲。
「うるせぇ、オモチャが言い返すな!」
琉は今度は愛里咲を睨んだ。