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サディスティック・マリッジ
第10章 お局様ご乱心
「……さっき、縛られて反応してたじゃん」
思わずそう呟く愛里咲。
「あの状況でもちゃんとそういうのチェックしてんだ」
琉は口の端を意地悪く上げた。
「んじゃ、ここで証明しよっか?」
「いいですッ! 余計な事言ってごめんなさいッ!」
ベルトに手を掛ける琉を、愛里咲は慌てて止めた。
「じゃ、帰ろうぜ」
琉は愛里咲の肩を抱き、いつもの意地悪な笑みを向けた。
「嫌ぁ〜‼︎ 琉くぅん、このままじゃ嫌だよぉ‼︎ 抱いてぇ」
津川は尚も甘い声を出しながらヨロヨロと追い掛けてくる。
エレベーターはまだ停止中だ。
両手を縛られている津川は階段が降りれず、颯爽と階段を降りていく琉と愛里咲を目で追いかける。
そして、階段の上から狂ったように叫んだ。
思わずそう呟く愛里咲。
「あの状況でもちゃんとそういうのチェックしてんだ」
琉は口の端を意地悪く上げた。
「んじゃ、ここで証明しよっか?」
「いいですッ! 余計な事言ってごめんなさいッ!」
ベルトに手を掛ける琉を、愛里咲は慌てて止めた。
「じゃ、帰ろうぜ」
琉は愛里咲の肩を抱き、いつもの意地悪な笑みを向けた。
「嫌ぁ〜‼︎ 琉くぅん、このままじゃ嫌だよぉ‼︎ 抱いてぇ」
津川は尚も甘い声を出しながらヨロヨロと追い掛けてくる。
エレベーターはまだ停止中だ。
両手を縛られている津川は階段が降りれず、颯爽と階段を降りていく琉と愛里咲を目で追いかける。
そして、階段の上から狂ったように叫んだ。