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サディスティック・マリッジ
第11章 入籍宣言
「琉ちゃ…トイレ……」
琉の背中に揺られていた愛里咲が、途中で目を覚ます。
「家まで我慢しろ」
琉が不機嫌に答える。
「やだ…降ろして!」
愛里咲が琉の背中で暴れれば、琉は手を離し愛里咲を滑り落とす。
「痛いなぁ、もう!」
キッと琉を睨んだ愛里咲は、立ち上がるとフラフラと歩き出した。
その覚束ない歩みに、琉は大きくため息をつくと、愛里咲を抱きかかえ近くの公園へと寄った。
「ほら」
トイレを済ませて戻ると、琉がペットボトルの水を渡してくれた。
「ありがとう」
愛里咲は一気に半分も飲み干す。
「あーあ、今日は課長たちから聞いたテク、いろいろ試したかったのにな」
琉は盛大にため息をつく。
「……琉ちゃんにとって私は何?」
酔った勢いか、愛里咲は琉にそう聞いていた。
「オモチャだろ」
当然って顔して琉が答える。
琉の背中に揺られていた愛里咲が、途中で目を覚ます。
「家まで我慢しろ」
琉が不機嫌に答える。
「やだ…降ろして!」
愛里咲が琉の背中で暴れれば、琉は手を離し愛里咲を滑り落とす。
「痛いなぁ、もう!」
キッと琉を睨んだ愛里咲は、立ち上がるとフラフラと歩き出した。
その覚束ない歩みに、琉は大きくため息をつくと、愛里咲を抱きかかえ近くの公園へと寄った。
「ほら」
トイレを済ませて戻ると、琉がペットボトルの水を渡してくれた。
「ありがとう」
愛里咲は一気に半分も飲み干す。
「あーあ、今日は課長たちから聞いたテク、いろいろ試したかったのにな」
琉は盛大にため息をつく。
「……琉ちゃんにとって私は何?」
酔った勢いか、愛里咲は琉にそう聞いていた。
「オモチャだろ」
当然って顔して琉が答える。