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サディスティック・マリッジ
第12章 副社長からの結婚祝い
琉の本性は、愛里咲以外は知らないのだろう。
これだけのイケメンで、気遣い上手で、仕事も出来る。
そんな琉がモテない訳がない。
まして、誰にでも屈託ない笑顔を向ける琉に、勘違いしてしまう女性がいるのは事実だ。
その典型が、今は休職中の津川だろう。
”入籍した”と告げてマリッジリングを着けていても、相手が愛里咲では諦めきれないといったところか……。
”釣り合わない” ”ブス” ”別れろ”
お決まりの中傷が書かれたロッカーを思い出し、愛里咲は肩を竦めた。
これだけのイケメンで、気遣い上手で、仕事も出来る。
そんな琉がモテない訳がない。
まして、誰にでも屈託ない笑顔を向ける琉に、勘違いしてしまう女性がいるのは事実だ。
その典型が、今は休職中の津川だろう。
”入籍した”と告げてマリッジリングを着けていても、相手が愛里咲では諦めきれないといったところか……。
”釣り合わない” ”ブス” ”別れろ”
お決まりの中傷が書かれたロッカーを思い出し、愛里咲は肩を竦めた。