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サディスティック・マリッジ
第14章 新婚旅行で告白‼︎
カプッ
「痛ッ!!」
琉の唇に触れていた指に痛みが走る。
意地悪く笑った琉が、愛里咲の指に噛み付いていた。
「ひどいッ」
愛里咲は泣きながら指を引っ込める。
「見惚れてた?」
起き上がった琉が、愛里咲の顔を覗き込む。
「……ッ」
愛里咲は耳まで赤くなった。
「……もう起きても平気?」
「んー、身体起こすくらいなら」
愛里咲の隣に座った琉。
琉の指が愛里咲の唇に触れる。
「琉ちゃん…」
「ん?」
「大好き……」
返事がないとわかっていても、伝えたくて仕方ない。
愛里咲は潤ませた目で琉をじっと見つめた。
「………」
無言のまま、琉の唇が重なる。
愛里咲の唇を押し割り、琉の舌が滑り込んでくる。
その熱を受け止めながら、愛里咲は新たに決意していた。
(いつか"愛してる"って言ってもらえるように……琉ちゃんが他の女の人見る暇ないくらい…頑張る…)
今は聞けない言葉でも、いつかは聞けるように……。
愛里咲はそっと瞳を閉じた。
「痛ッ!!」
琉の唇に触れていた指に痛みが走る。
意地悪く笑った琉が、愛里咲の指に噛み付いていた。
「ひどいッ」
愛里咲は泣きながら指を引っ込める。
「見惚れてた?」
起き上がった琉が、愛里咲の顔を覗き込む。
「……ッ」
愛里咲は耳まで赤くなった。
「……もう起きても平気?」
「んー、身体起こすくらいなら」
愛里咲の隣に座った琉。
琉の指が愛里咲の唇に触れる。
「琉ちゃん…」
「ん?」
「大好き……」
返事がないとわかっていても、伝えたくて仕方ない。
愛里咲は潤ませた目で琉をじっと見つめた。
「………」
無言のまま、琉の唇が重なる。
愛里咲の唇を押し割り、琉の舌が滑り込んでくる。
その熱を受け止めながら、愛里咲は新たに決意していた。
(いつか"愛してる"って言ってもらえるように……琉ちゃんが他の女の人見る暇ないくらい…頑張る…)
今は聞けない言葉でも、いつかは聞けるように……。
愛里咲はそっと瞳を閉じた。