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サディスティック・マリッジ
第4章 卑猥な噂
コンコン
会議室のドアが叩かれ、塚本と白取が慌てた様子で愛里咲から離れた。
「今使用中だ! 入るな」
塚本の言葉を無視して、ドアが開く。
「誰だッ⁈ 」
塚本と白取が、床に崩れ落ちた愛里咲を隠すように立つ。愛里咲は身体に力が入らず、蹲っていた。
「あ、塚本部長、俺仕事の事で相談があるんですけど?」
(……琉ちゃん⁈ )
部屋の中に入ってきたその声に、愛里咲は顔を上げた。
「何やってんスか?」
涙でボロボロの愛里咲の顔を見て、琉は不機嫌そうに言った。
「朝のメールの事を聞いていたんだ!」
塚本は、まるで正しい事をしたかのように大きな声でそう言った。
「そう!全くの嘘だとわかった‼︎ 」
白取もまた大きな声で言う。
2人にされた事、そして2人の怒鳴り声に、愛里咲は身体が竦み動けなかった。
「上にそう報告しなくてはな!」
塚本がまた大声で白取に言うと、白取は大きく頷いてみせた。
「ふーん、じゃあ千葉さんはもう連れてっていいですよね?」
有無を言わせず、琉が愛里咲の腕を引いて立ち上がらせる。
立ち上がった愛里咲は、捲り上げられたままのブラウスやスカート、そして下着を慌てて整えた。
会議室のドアが叩かれ、塚本と白取が慌てた様子で愛里咲から離れた。
「今使用中だ! 入るな」
塚本の言葉を無視して、ドアが開く。
「誰だッ⁈ 」
塚本と白取が、床に崩れ落ちた愛里咲を隠すように立つ。愛里咲は身体に力が入らず、蹲っていた。
「あ、塚本部長、俺仕事の事で相談があるんですけど?」
(……琉ちゃん⁈ )
部屋の中に入ってきたその声に、愛里咲は顔を上げた。
「何やってんスか?」
涙でボロボロの愛里咲の顔を見て、琉は不機嫌そうに言った。
「朝のメールの事を聞いていたんだ!」
塚本は、まるで正しい事をしたかのように大きな声でそう言った。
「そう!全くの嘘だとわかった‼︎ 」
白取もまた大きな声で言う。
2人にされた事、そして2人の怒鳴り声に、愛里咲は身体が竦み動けなかった。
「上にそう報告しなくてはな!」
塚本がまた大声で白取に言うと、白取は大きく頷いてみせた。
「ふーん、じゃあ千葉さんはもう連れてっていいですよね?」
有無を言わせず、琉が愛里咲の腕を引いて立ち上がらせる。
立ち上がった愛里咲は、捲り上げられたままのブラウスやスカート、そして下着を慌てて整えた。