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サディスティック・マリッジ
第5章 度を超えたセクハラ
「千葉くん、おはよう」
ゾワッ
愛里咲は身震いした。
首だけで振り返れば、部長の塚本が厭らしい笑みを浮かべ、愛里咲のお尻を揉んでいた。
「おっ…おはようございますっ」
塚本の手を振り払うかのように、くるりと身体の向きを変える愛里咲。
ジロリと塚本は愛里咲を睨む。
「朝から男性社員にエロ本の差し入れとは気が利くね。ちょっと来なさい」
「えっ⁉︎ 」
塚本は愛里咲の手首を掴み、引き摺るようにして歩き出す。
が、すぐにその足が止まった。
「千葉さんからじゃなくて、津川さんからですよ?」
ブラックオーラ全開の琉が塚本の前に立ちはだかっていた。
「うっ……くそっ……」
琉のオーラに負けたのか、取り巻きの白取がいなかったからか、塚本はブツブツと文句を言いながら立ち去った。
ゾワッ
愛里咲は身震いした。
首だけで振り返れば、部長の塚本が厭らしい笑みを浮かべ、愛里咲のお尻を揉んでいた。
「おっ…おはようございますっ」
塚本の手を振り払うかのように、くるりと身体の向きを変える愛里咲。
ジロリと塚本は愛里咲を睨む。
「朝から男性社員にエロ本の差し入れとは気が利くね。ちょっと来なさい」
「えっ⁉︎ 」
塚本は愛里咲の手首を掴み、引き摺るようにして歩き出す。
が、すぐにその足が止まった。
「千葉さんからじゃなくて、津川さんからですよ?」
ブラックオーラ全開の琉が塚本の前に立ちはだかっていた。
「うっ……くそっ……」
琉のオーラに負けたのか、取り巻きの白取がいなかったからか、塚本はブツブツと文句を言いながら立ち去った。