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サディスティック・マリッジ
第5章 度を超えたセクハラ
「お前さ、嫌ならハッキリ嫌だって言葉と態度で示せよ? 甘くみられてると今に痛い目に遭うぞ?」
琉が小声で愛里咲に言う。
愛里咲が頷いたのを確認し、自分の席へと戻ろうとした琉。
グッ
愛里咲がその袖を軽く引く。
「……ありがと……」
愛里咲は俯きながらお礼を言った。
「……お礼なら言葉より行動の方が嬉しいんだけど?」
「……行動?」
顔を上げた愛里咲に、グッと近寄る琉。
「今夜、俺んち泊まり決定な」
かぁぁぁぁぁっと愛里咲の顔が真っ赤に染まれば、琉は一瞬いつもの意地悪な笑みを浮かべる。
すぐに愛想のいい笑顔に戻り、琉は自分のデスクへと戻って行った。
(─────痛い目? 琉ちゃんに遭わされるって事⁉︎ )
先程の琉の悪魔の笑みを思い出し、愛里咲はぶるりと身震いした。
琉が小声で愛里咲に言う。
愛里咲が頷いたのを確認し、自分の席へと戻ろうとした琉。
グッ
愛里咲がその袖を軽く引く。
「……ありがと……」
愛里咲は俯きながらお礼を言った。
「……お礼なら言葉より行動の方が嬉しいんだけど?」
「……行動?」
顔を上げた愛里咲に、グッと近寄る琉。
「今夜、俺んち泊まり決定な」
かぁぁぁぁぁっと愛里咲の顔が真っ赤に染まれば、琉は一瞬いつもの意地悪な笑みを浮かべる。
すぐに愛想のいい笑顔に戻り、琉は自分のデスクへと戻って行った。
(─────痛い目? 琉ちゃんに遭わされるって事⁉︎ )
先程の琉の悪魔の笑みを思い出し、愛里咲はぶるりと身震いした。