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午睡の館 ~禁断の箱庭~
第3章 おまけ
「やあだぁ……可愛くなんか……」
嫌々をするように涙目で首を振る妹を、兄は何度も可愛いと言って慰める。
達したばかりでひくひくと引くつく膣口の縁を、雅弥は舌の先でぐるりと辿る。
「分かるかい? ここに私のものを受け入れているんだ」
何度も抱かれ知っている筈なのに、雅弥は初めて抱くように優しくそう教える。
「そんなとこ、舐めちゃいや……」
掌で顔を覆ってくの字に身を捩る櫻子を、雅弥は焦らず撫で擦る。
「どうして? とても可愛いのに……お願いだ、櫻子。お兄ちゃんにここを舐めさせて?」
長い黒髪を優しく梳かれ、その刺激だけでも櫻子の背中にぞくりとした刺激が走る。
「本当に? ……櫻子、可愛い……?」
恐る恐る指の間から聞いてくる櫻子に、雅弥は頷く。
「ああ、どこもかしこも、可愛すぎて食べてしまいたいくらいだ」
うっとりとそう言われ、櫻子の強張って閉じられていた両足が緩む。
それを見逃がさずに雅弥はまた足を割り開いた。
そこは既に潤みきって、花火の光と星々の小さな光を反射していた。
いつもなら強引に舐めて唾液で濡らさせるか、それでも駄目なときはローションを使って挿入していた秘所の今の嬉しい反応に、雅弥の頬が緩む。
「ああ、やっぱり可愛いよ、櫻子……」
そう言うと、雅弥はまだ小さな秘所全体を、舌の全で覆うように蓋をし、舌全体で撫でる。
「ああ……あん……あぁん……! それ、おかしくなっちゃう……」
敏感な秘芯と秘所すべてに与えられるぬるぬるとした刺激に、櫻子は瞼を閉じる。
瞼の裏は充血しているのか炎が燃える様に真っ赤に見えた。
つぷりと秘所に指が入れられる感触がする。
それがぬるぬるになった自分の中を易々と入っていくのが、櫻子にも分かった。
いつも強引に埋め込まれるそれとは違い、充血した膣壁を撫でられる感覚に櫻子の腰が揺れる。
二本に増やされた指は、櫻子のいいところを探すように注意深く中を辿って出入りする。
背中側のとある箇所を指で擦られた時、櫻子が瞳を開いた。
「やあ……そこ、なんか……やぁ……っ!!」
「ああ、櫻子は後ろが気持ちいいんだな……」
やっと見つけたそこを雅弥は入念に辿る。
クリを舐め上げそこをさすると、櫻子は簡単に達してしまった。