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月曜日の秘めごと
第4章 カボチャスープと罰ゲーム

 一週間後の月曜日。僕は湊さんに電話をかけた。
 ランチに誘うという名目だった。奢ってもらった礼。理由があるから、電話をかけるハードルは下がった。無意識にそれを電話する『口実』と捉えている自分がなんだかおかしくもあった。
「はい、もしもし」
「もしもし、蛍です。あの、昼はもう食べましたか?」
「いいえ、まだ」
「ご飯、食べに行きませんか?」
「…………」
 無言。だめなのだろうか。一週間しか経ってないのに食事の誘いは、早すぎてうざいと思われただろうか。
「……予定、ありましたか?」
 おそるおそる探る。
「いいえ」
「……頻繁すぎて迷惑ですか?」
「違うって」
 スマホ越しにくすくすと笑われてしまう。気恥ずかしくなって、僕は言葉に詰まった。
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