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失恋しても好き過ぎる
第9章 9
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「怜さん……恋人達が愛を確かめ合うのって、抱き締めるだけで良いって思いませんか?」
「うん、思う」
HOTELのベッドで仰向けに寝ている私の上に、怜さんが覆い被さって、
「でも、男は勃つからな」
ぎゅっと私の体を抱き締めながら、そう言った。時刻は21時。夜はまだまだこれからだぜ!な時間帯。避けれんかった……。あの後、やっぱりここへ来てしまった……。
「勃つって……!」
勃ってんの?!もう、勃ってんの?!何が?!怜さんのモノが?!
「触る?」
「えっ?!」
「嘘。まだ良いよ」
驚く私へ真剣に答えると、そのまま噛み付く様に怜さんは唇へキスしてきた。