この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
失恋しても好き過ぎる
第3章 3


********


それから1カ月が経ち、何事もなく普通に過ごしていた。


だけど、休憩時間に給湯室で、同僚の涼子ちゃんから話し掛けられると、戸惑う事になる。




「ねえ、最近課長、元気ないよね?」


「えっ……」


「痩せたし、枯れ果てちゃって。何かあったのかな〜?」


「…どうだろうねぇ……」




並んで椅子に座ったままアイス珈琲を飲みながら、それ以上は口ごもってしまった。


…もしかして、私のせい?


いやまさか、そこまでショック受けないよね?




「月ちゃん、課長にアイス珈琲と貰い物のお菓子持って行ってあげてよ!」



「えっ?!何で私が?」



「だって、課長、月ちゃん好きじゃん。可愛がられてるもん」



「…そんな事はないけど。分かった!持って行ってくる!」




涼子ちゃんの言葉に戸惑いながらも、私はお盆にアイス珈琲とお菓子を用意し始めた。



課長には元気でいて欲しい……。


お菓子と珈琲で元気になってくれたら良いけど……。



/152ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ