この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
失恋しても好き過ぎる
第4章 4
そういえば鷹田君は元気だろうか。
連絡したくても、連絡先を知らないし……。
このまま片想いしていても、意味ない気がする。
もう諦めたほうが良いのかな……。
「鷹田君の連絡先?宮浦君に聞いてみようか?」
「神!!ありがとう!美嘉ちゃん!」
日曜の休日。
喫茶店で美嘉ちゃんとランチ中。
美嘉ちゃんの言葉に、テンションが上がった。
「でも、鷹田君教えてくれるかな……」
「ダメかもね。アイツ、心許した人にしか連絡先とか教えなさそう」
「それ以前に、私嫌われてるからね……」
アイスカフェラテを二人で飲みながら話していると、私の言葉に美嘉ちゃんが爆笑し始める。