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失恋しても好き過ぎる
第4章 4
あー、好き。
本当に好き。
好き過ぎて辛い。
「おい、やめろ、おい!」
当たり前だが、鷹田君から体を引っペがされると、私はベッドに仰向けに倒れた。
「おやすみ〜」
「今の状況でよく寝れんな!」
うっすら開けた瞳には部屋の天井がうつり、鷹田君の怒った声が聞こえてくる。
「……おい、寝ながら聞けよ。正直、お前から告白されて、高校の時周りからからかわれて嫌だった。だから、あんな態度も取ったけど……別に、お前の事嫌いってわけじゃないから」
「………」
やっぱり夢だ。
鷹田君が私の事嫌いじゃないって言ってる……。